
今まで枕を10個以上試してきたのですが、その中の1つとしてテンピュールの枕もあります。
テンピュールは、松井秀喜さんがCMをやっていたりして、マットレスメーカーの中でも老舗のお店ですよね。
僕も「テンピュールなら間違いない!!」と思って、1番人気のあるテンピュールオリジナルネックピローを試したことがあります。
そこで、ここではテンピュール枕の『オリジナルネックピロー』を使ってみた感想を、正直にレビューしていきたいと思います。
もしテンピュール枕の購入を検討していたら、参考にしてみて下さい。
目次
テンピュールオリジナルネックピロー購入してみた!
今回は、テンピュール枕の中でも人気のある『テンピュールオリジナルネックピロー』を購入してみました。
結構デカい段ボールに入っていたのですが、中を開けるとこんな箱に入っていました。

中にはテンピュール枕と保証期間の説明などが書いてある冊子が入っています。

テンピュールは全額保証はなくて、あくまでも枕の不備あった場合の保証が3年間付いています。
テンピュールオリジナルネックピローの大きさと高さ
テンピュールオリジナルネックピローは、全部で5種類の大きさと高さがあって、それぞれ価格が違います。
- Jr(幅40x縦26x高さ7cm)・・・9,000円
- XS(幅50x縦31x高さ7cm)・・・13,000円
- S (幅50x縦31x高さ8cm)・・・14,000円
- M (幅50x縦31x高さ10cm)・・・15,000円
- L (幅50x縦31x高さ11.5cm)・・・16,000円
僕の場合は、枕の高さは8センチがちょうど良いとわかっていたので、Sサイズを購入しました!

テンピュールオリジナルネックピローは、上下で高さが違っていて、低い方の高さは5~6センチくらいですね。

枕の高さは枕選びの中でも最も重要なので、慎重に選んだほうが良いです。
テンピュールの素材が合っていたとしても、枕の高さが合っていなければあまり意味がないので…。
通常の主流となっている枕の大きさはシングルサイズで『幅63×縦43cm』ですので、少し小さめと言えます。

ですが、そこまで小さいなとは感じない大きさですよ。
テンピュールオリジナルネックピローの硬さ
テンピュールオリジナルネックピローの最大の特徴は、枕の柔らかさ(低反発素材)。
テンピュールは低反発の特殊な素材を使っていて、かなり柔らかいです。
酒々井アウトレットのテンピュールの店員さんに聞いたところ

と言っていました!
確かに、枕に頭を載せてみると頭の形が残りますし、寝返りを打ってみると後を追うように枕の形がゆっくり戻っていきます。
手で押してみると跡がずっと残るくらいの低反発で、僕が今まで触った低反発枕の中でも最も柔らかい枕でしたよ。

↑手で押すと跡が残る
ですので、しっかりと頭と首を包み込んでくれます。

浅田真央ちゃんなどがCMをしているエアウィーヴ枕と柔らかさを比較してみました!
エアウィーヴはテンピュールとは全く逆で、高反発枕なのですが、比較すると明らかです。

エアウィーヴは押すとすぐに反発して元通りになるのに対して、テンピュールは押しても跡が残り、少しずつ戻っていきます。
エアウィーヴとテンピュールの詳しい比較は、以下の記事を参考にしてみて下さい。
テンピュールオリジナルネックピローを使ってみた感想
テンピュールオリジナルネックピローに頭を置いて見た瞬間、

柔らかくて気持ち良い・・・!
ってなったんですが、しばらく時間が経つとあることに気付きます。

寝返りが打ちにくいかも・・・?
テンピュール枕は、頭を置いた瞬間は柔らかくて気持ち良いのですが、頭が沈み込み過ぎるというデメリットがあります。
すると、頭がハマってしまった感じがして、寝返りを打つ時に多少の力が必要になってしまいます。なので、寝返りが少ししにくくなっちゃうんですよね。
まだ僕は20代男性なので良いですが、体力が衰えていたらちょっとキツイんじゃないかな…と思いました。
テンピュール枕は、枕の中でも比較的柔らかい素材を使っているので、好みが分かれる素材です。
テンピュールの素材はしっかりと頭と首を包み込んでくれるので、ストレートネックなど首が強くない人にとっては合っていると思います。
横向きで寝やすい??
横向きで寝れないことはないですが、仰向けの時と同じ高さなので、多少低く感じます。
横向きで寝る時は肩幅の高さになりますので、仰向けで寝る時よりも、枕の高さは高いのがベストです。
アウトレットの店舗で試しましたが、同じテンピュール枕の中でも、『ミレニアムネックピロー』の方が外側が高くなっているので横向き寝にはおすすめです。

ただ、ミレニアムネックピローは、ホールド感があって寝返りがさらに打ちにくいですし、値段も高いので一長一短ですね。
テンピュールオリジナルネックピローの良いところ
①頭と首を包み込む柔らかさ

上記にも書きましたが、テンピュール枕の良いところでもあり悪いところでもあるのが、低反発素材で頭と首を包み込む柔らかさです。
柔らかいと言っても形が戻らないわけじゃなくて、寝返りを打った時に、後から付いてくるようにゆっくりと形が戻ります。
手で押したり、頭がを載せたりすると、形が残るくらいの低反発素材ですので、柔らかい枕が好きな人にとっては良いと思います。
あとは、ストレートネックなど首が強くない人にとってはおすすめです。
②首のカーブに沿った形になっている

さらに、テンピュールオリジナルネックピローの良いところは、首のカーブに沿った形をしていて、首とマットレスのスキマを埋めてくれるところ。
一般的な形の枕だと、首とマットレスの間にスキマが生まれてしまって、首に負担がかかりやすいんですね。
ですが、テンピュールオリジナルネックピローの場合は、首筋のスキマを埋めてくれるので、首の負担を少なくしてくれます。
なので、テンピュールオリジナルネックピローは、低反発素材を使っていますし、首に優しい枕と言えますね。
テンピュールオリジナルネックピローの3つのデメリット
①柔らかすぎて寝返りが打ちにくい
柔らかいデメリットとして、頭が沈み込んでしまって寝返りが打ちにくくなるというデメリットがあります。
人は寝ている間に20回くらい寝返りを打つと言われて、寝返りを打つことで骨や筋肉への負荷を分散させる効果があります。
なので、寝返りが少ないと、負荷が1つの部分に集中してしまって、腰痛になってりしてしまうのです。
したがって、腰痛や肩こりなどに悩んでいる方は、テンピュールオリジナルネックピローはおすすめできません。
②高さ調整ができない
テンピュールオリジナルネックピローは、高さ調整ができません。
枕を選ぶ際には、枕の高さをしっかり合わせることが最も重要です。
しかも、枕の高さはその時の体型によっても変わりますし、使っているマットレスの柔らかさによっても変わります。
つまり、店頭で枕の高さを合わせたとしても、マットレスが柔らかかったりすると、その分沈み込んで理想の高さが変わってしまうのです。
特に、ネットで購入する時は試したりすることができないので、高さ調整ができる枕がおすすめです。
テンピュールオリジナルネックピローは、高さ調整ができないので、高さが合うかどうかは正直試してみないとわかりません…!
なので、もしテンピュールの購入を考えているなら、まずは店舗で試してみた方が良いですよ。
③返金保証がない
さらに、ネットで購入する人気の枕は全額返金保証がある枕が多いのですが、テンピュールの場合は返金保証が一切ありません。
なので、試してみて合わなかったら、そのまま押し入れ行き・・・という状態になりかねません。
枕は、いくら良くても人にとって合う合わないがありますので、試してみないとわかりません。
テンピュール枕は高さ調整もできないですし、もし購入を検討しているのであれば、店舗で試してみた方が良いですよ。
テンピュールオリジナルネックピローはどんな人におすすめ?
テンピュールオリジナルネックピローは、以下のような人におすすめです。
・柔らかい枕が好きな人
・首が弱い人
・寝返りが少ない人
テンピュールの素材は低反発素材で頭が沈み込んでしまうので、基本的にはあまりおすすめできません。
しかも、高さ調整もできないですし、返金保証もないので、購入するなら絶対に店頭で試してみましょう。
もしネットで購入するなら、テンピュールと同じような形をしていて、50通りの高さ調整をすることができます『めりーさんの高反発枕』の方がおすすめです。

テンピュールの良いところは首のカーブに沿った形で首に負担をかけないことですが、めりーさんの高反発枕も同じ形をしています。
人気の高反発ウレタン素材も使っていて、僕自身も愛用している枕です。
他にも枕の選び方を踏まえた上で、おすすめの枕をランキングしていますので、参考にしてみて下さいね。